Junの徒然

思いのままに綴るブログ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【連載:天真爛漫】第8話「寝不足?」

エリカはどんな顔をしたらいいのか迷ってる表情のまま、僕のいる喫煙所まで小走りでやってきた。なんでも魅力的に見えてしまうのは酔っているからなのか、好意を抱いているからなのか、なんなのだろう。 エリカは世間的には細くて美人というようなタイプでは…

【連載:天真爛漫】第7話「方向音痴?」

エリカとバイバイしてから池袋の喫煙所でタバコを吸いながら、次に飲みに行くところを探していたところにLINEが来た。エリカからだった。 今日のお礼かなとメッセージを読んでいたら、内容が全く違うものだった。 「寝ぼけていたら電車、反対方向に乗ってし…

【連載:天真爛漫】第6話「好きな人」

後日、エリカと池袋で待ち合わせをし、フレンチビストロで気軽にコースを味わえるお店に夕飯を食べに行った。 エリカはとても明るくて、天真爛漫という言葉がぴったりな女の子だった。お酒が好きで興味のあることには貪欲に行動するアクティブな性格だった。…

【連載:天真爛漫】第5話「デートのお誘い」

「はい、お財布です。もう忘れちゃダメですよ!あはは」 「ありがとうございました。もう忘れません!あはは」 僕はエリカから財布を受けとり鞄にしまった。そして店の出口に身体を向けた。身体を出口に向けたとき、ふとお店の入り口にある電話機が目に入り…

【連載:天真爛漫】第4話「再会」

店を出て、相談者と別れた直後、僕のスマホに東京03からの着信が。 「もしもし、先ほど獺祭をオススメしたエリカです。あの、お店にお財布忘れませんでしたか?」 突然の着信はエリカだった。でもどうして番号がわかったんだ?その疑問に答えるようにエリカ…

【連載:天真爛漫】第3話「突然の着信」

今では有名でプレミアム価格で販売されている日本酒の獺祭、元々は安倍首相やロンドンブーツ1号2号の淳が好きだということがテレビから広まり、一気に有名になった。僕が獺祭に出会ったのはその1年くらい前のことだった。 話は戻って 飲み比べセットの後は獺…

【連載:天真爛漫】第2話「初めての獺祭」

6つの日本酒飲み比べセットを提案してくれた店員さんの第一印象が凄く良くて感動していた。 ビビビッ!!と来た。 2分くらいして、その店員さんが戻ってきて言った。 「すみません!飲み比べセットの6つの日本酒の中で1つが切れてしまいまして。で、もしよか…

【連載:天真爛漫】第1話「転職相談の居酒屋」

普段、僕はお客様先の企業に常駐して支援/助言などを行っている。トラブルを未然に防ぐ仕組みを作ったり、トラブルになってしまった業務を立て直すのが主な仕事だ。 企業の問題解決に尽力して結果を出し続けている仕事をしていると、その職種に興味を持ち同…

ANAプレミアムサービスのフル活用

前期はたくさん飛行機に乗ったので、4月から利用可能なANAのアップグレードポイントが20ポイントつきました。 早速、座席をプレミアムクラスにアップグレードしました。 ANAは4月から飛行機の中でWiFiが無料で使えるようになったので、それも試してみる予定…

【連載:多重人格彼女】最終回:第16話「抱っこしていい?」

アゲハから話を聞けば聞くほど謎は紐解かれ、新たな謎が現れてきてキリがない。 アゲハは別人格のサオリさんの彼氏であるノボルさんのことをどう思っているのだろうか。 「アゲハはノボルさんをどう思ってるの?好き?付き合ったりはしないの?」「私はいつ…

【連載:多重人格彼女】第15話「従兄弟の正体」

アゲハは僕を受け入れてもよく、抱っこしてほしいと思ってくれていることがわかった。 でも、話せば話すほど疑問が湧いてくる。アゲハはエッチの直前に必ず人格が交代するのか、いつもは知らない間に終わっているといういつもとはいつの話なのか、従兄弟はど…

【連載:多重人格彼女】第14話「気づき」

僕がホテルで感じた奇妙な感覚は、他の人格に交代したことをなんとなく感じたからだということがわかった。電気を消してからはアゲハではなかった。だからしたいと思わなくなったんだということが自分の中で納得できた。 つまり、僕はアゲハが好きなんだと気…

【連載:多重人格彼女】第13話「謎は解けた」

アゲハは記憶を失くしていた。それは解離性同一性障害の症状が原因だということがわかった。 「つまり、こういうことなんだよね。今朝帰るときに帰りたくないと思ったアゲハは記憶を失った。アゲハの中にいる別の人格と交代して、怒られたのはその交代した人…

楽天が携帯参入か〜

ソフトバンク&ヤフー連合、楽天、ライブドア 一時期はこの3つがどうなっていくのかすごく楽しみだった。 インターネットがまだ安くなかったときにライブドアがサービスを始めてそれを使っていたのを思い出した。 その後、広末涼子さんがCMに起用されて一気に…

【連載:多重人格彼女】第12話「ビリーミリガン」

直接説明するため、わざわざ僕の最寄駅まできたアゲハは話しはじめた。 「あの、私、今朝家への帰り道からさっきメールをいただく直前までの記憶がないんです。実は昨日も少しの時間でしたけど記憶がなくて...」「えーと...どういうこと?(汗)」「先生曰く…

【連載:多重人格彼女】第11話「記憶がない」

アゲハは同居している従兄弟に連絡せず一夜を明かしていたので、きっと帰ったらこっぴどく怒られたりするんだろうなと思って心配になりメールをした。 数時間後、アゲハから返信があった。 「たぶん怒られたと思います。少しそんな感覚は残っていて身体がダ…

【連載:多重人格彼女】第10話「奇妙な感覚」

電気を消してから、僅かな沈黙の時間があった。その直後、奇妙な感覚に襲われた。 流れてくる空気が何かおかしい、感情の高まりがなくなった、などいろいろ表現してみるも、うまく言葉では言い表せない感覚に支配された。 単純に言うと急にその気がなくなっ…

【連載:多重人格彼女】第9話「濡れ髪バスローブ」

午前3時、目覚めると濡れ髪バスローブのアゲハが起きていた。 2時間くらい寝て眠気はだいぶ収まっていたが酔いは続いていた。 目覚めたことにアゲハが気づいた。 「無理させてしまって本当にごめんなさい。体調少しはよくなりましたか?」 濡れ髪バスローブ…

連載、実は

地味に人気です。

おら

無駄遣い王になってまうだ。

充電器忘れ

禁断症状

【連載:多重人格彼女】第8話「横になれるところ」

「横になれるところに行きましょうか」 いつのまにか気を失ってしまっていた僕のことを心配してか、真意は掴めなかったがアゲハは僕に問いかけるでもなく、意志を感じる言い方でそんなことを言ってきた。 アゲハはその後、店員さんにお会計をお願いし会計を…

IT知らないと活躍できない世の中になってきたよ

ITを含めた戦略立案や実行が求められるのは当たり前になってきた。 IT人財の求人はうなぎのぼりらしい。 でも、ITだけでやってると「ありがとう」「ごめんなさい」の言えない人間になってしまうの。 だから、ITを知り、さらにマネジメントできる人財になろう…

なんだかんだリスクを取らない人生

転職が多い割にはリスクを取らない堅実な選択を優先してきてしまった。 あそこでベンチャーに転職していれば今頃は、と思うタイミングが3回くらいあったけど、全部やめてきた。 勇気のかけらもないまま、年収だけが上がっていく。 これは良くない。 これこそ…

そうだ。4月昇給したんだ。

消費税が10%になっても大丈夫なくらいには昇給した。以上。

なんか

最近、執筆活動をいつのまにかしてる。 なにこれ状態。

【連載:多重人格彼女】第7話「気を失っていた」

3軒目で最初の飲み物が届いたとき、僕は気を失っていた。いつのまにか寝てしまっていたのだ。 マシロとアゲハと3人で待ち合わせた日は寝不足だったから早く帰るつもりだった。まだお酒を飲み慣れておらず、自分の許容量も把握しきれていなかった。しかも、寝…

【連載:多重人格彼女】第6話「もう一軒!?」

終電ギリギリに迫った時間の中、僕らは駅に向かうべく2軒目を後にしたが、アゲハが立ち止まった。 「あの...もう1軒行きませんか...」 僕もアゲハもお酒が入っていたけれど、アゲハは軽いロングのお酒を少しずつ飲んでいたのであまり酔っ払っているようには…

【連載:多重人格彼女】第5話「アゲハの笑顔」

2軒目は、待ち合わせ場所に行かずに一人で行こうと思っていたクラシックバーになった。 ちょうどピアノの生演奏が始まる時間と重なって、僕らは最初の飲み物を頼んでからはしばらくピアノの演奏を聴いていた。 初めて会った人と、盛り上がったわけでもないの…

【連載:多重人格彼女】第4話「帰りたくない」

1時間後にかかってきた従兄弟からの電話にアゲハは出なかった。 「出なくて大丈夫なんですか?」「大丈夫じゃないかもしれませんが、今は出たくないので出ません。」「そうですか...」 言葉が続かない。マシロがいないので、おかれている状況もわからないし…