Junの徒然

思いのままに綴るブログ

【連載】第6話「大捜索」

爆睡後、スマホを無くしたことに気づくが探しても探しても見つからない。

たぶん昼の12時頃目覚めてから3時間くらい探していた。
そんな中、ロングスカートの女性の目が覚めた。


「おはようございます。昨日はありがとうございます。どうかしたんですか?」

きっと、ロングスカートの女性は僕が何かを必死で探していることに気づいていてそう聞いたのだろう。


スマホが見当たらなくて、ずっと探してたんだけど家の中にはないみたいで凄く困ってるところです。」

眠い目を擦りながら「あらら」みたいな表情をするロングスカートの女性

僕は続けて
「もう家の中にはないと思うので、昨日最後に行ったお店とかタクシー会社とかに電話して聞きたいんだけど、スマホがなくて」
と言ったところで

「どこのタクシーかわかりますか?タクシーの領収書があればわかると思いますけど」
とロングスカートの女性からの助言

もらったかどうかすら覚えていないけれど、スーツにもカバンにもタクシーの領収書はなかった。
つまり、どのタクシーを使ったのかわからない。
致命的な状況だ。

取り急ぎ、昨日最後にいたお店に聞いてみたいと話をし、通話にかかったお金は後でお支払いするからと伝えて、ロングスカートの女性からスマホを貸してもらうことになった。いい迷惑だと思われてるよな、申し訳ないなと思いつつ、店のホームページを検索してその店に電話をかけてみた。
(続く)